日本人は広背筋を鍛えても逆三角形は作れない
はじめに
この記事はYouTube「Questトレーナー塾チャンネル」新作動画との連動です。
この動画をご覧になった上で読んでいただけるとわかりやすいので、ぜひご覧ください。
ブルース・リーの逆三角形の秘密
彼が映画の中で見せた見事な背中の広がり。
しかし一般的なボディビルダーとは違い、パンチを使う格闘家にはよく見られる特徴なのですが、普段の彼は脇が閉まったややなで肩で少しだけ猫背気味です。
それがグッと背中を広げるだけでムササビのような見事な逆三角形になる。
広背筋をただ鍛えて筋肥大させただけでは、この落差を生むことはできません。
肩甲骨を自在に動かせるからこそ、この落差が生まれるのです。
自在に動く肩甲骨の秘密
結論から言うとそれは「前鋸筋」にあります。
前鋸筋は肋骨から始まり肩甲骨の裏側に付着し、肩甲骨を外に広げたり前方にスライドさせる働きがあります。
この筋肉を使うことによって、逆三角形が作れるだけでなく、肩甲骨の自由度が高まり、パンチや投擲動作など腕の動きがやりやすくなるなどのメリットがあります。
ブルース・リーは細身で小柄な体型でありながら、この前鋸筋をうまく使い、逆三角形に見せるだけでなく、力強いパンチを遠くに届かせることができるわけです。
前鋸筋、使っていますか?
ほとんどの方は「???」なはずです。
そこでこの動画では前鋸筋を活性化し、さらに強化するエクササイズを2種類、細かい方法を含めてお見せしています。
多分見ていただければどなたでもできるエクササイズなのでぜひトライしてください。
欧米人と日本人の肩甲骨の動きの違い
元々の体型の違いが生活様式や文化の違いを生み、それによって日本人はより肩甲骨が動きにくい民族でもあります。
その点も動画では詳しく説明しています。
肩甲骨が自在に動けば肩こりも防げます。
ボクは肩こり防止エクササイズを指導していて申し訳ない気持ちになるのですが、なぜなら今まで一度も肩こりの経験がないからです。
子供の時から武道・格闘技をやっていて、その際にもこの動画にあるような「前鋸筋エクササイズ」を日常的に行なっていたので、かなり肩甲骨の自由度が高い。
そのため肩甲骨剥がし(???)など全く必要ないのです。
ですから「前鋸筋エクササイズ」は肩がこりやすい人にもおすすめです。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
少しでも興味を持ってくださった方はこの動画をぜひご覧ください!
よろしくお願いいたします。
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