格闘家のフィジカルトレーニング
一人でも共感してくださる格闘技関係者、選手がいることを願って書きます。
どんなスポーツでもフィジカルコンディショニングが重要。
そんなことは今更僕が言うことではありません。
ではその選手にどんなフィジカルの要素が足りなくて、そのためにどうすれば良いのか?
それが明確にわかるでしょうか?
例えば「あの選手は体幹が強い!」とよく言いますが、そもそも体幹とはなんですか?
腹筋じゃないですよね??
プランクが何分できても、それがその人に必要な能力でなければ、試合の中でプランクで培った能力は使えません。
だからフィジカルの強化と一言で言っても、その選手ごとに鍛えなければいけない要素は違うし、体幹一つとっても、選手によって鍛え方は全て違います。
それは日本の格闘技、例えばキックボクシングとは違う!と反論されそうですが、僕は常にアメリカのMMA選手のトレーニングと比較しています。
アメリカのMMAではそもそもヘッドコーチがフィジカルの指導はしません。
指導は格闘家のフィジカルトレーニングを熟知した専門のトレーナーが指導します。
そのトレーナーのベースになっているのはやはり「ファンクショナルトレーニング」です。
僕は格闘技とフィジカルトレーニングを50年研究し続けました。
プロのトレーナーとして40年指導をしています。
でも過去の栄光には何の意味もないと常に思っています。
だからトレーニングに対して、その最新の技術と知識を常に学び続け、アップデートしています。
それが選手を含め、今向かい合っている全てのクライアントの方々のためだからです。
だからこそ思うのです。
もっと選手一人一人の弱さに向き合い、それを克服するきめ細やかなトレーニングが必要だと。
トレーニングは科学です。
根性だって科学なんです。
例えば脳科学的に根性を鍛えることだってできるんです。
その科学を実践に結びつけ、指導できるのがプロのトレーナーです。
だからお願いします。
もし本当に強くなって結果を出すことを望むなら、フィジカルトレーニングは専門のプロに任せて欲しいのです。
今までほとんどの選手は自腹で僕のジムに通っていました。
でも少ないファイトマネーの選手が練習し、別の仕事も持ちながら、フィジカルトレーニングにさらにお金を使うことになるのです。
もしこれを読んでくださっている指導者の方が一人でもいらっしゃって、ほんの少しでも心に引っかかる部分があったら、一度立ち止まって選手のフィジカルトレーニングについて考えてほしいのです。
またこれを読んでくださっている選手の方が一人でもいらっしゃって、ご自分のフィジカルトレーニングについて見直したいと言う方がいたらいつでもご相談ください。
連絡先はquest.traininglab@gmail.comです。
必ずあなたはもっと強くなれます。
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