幸福なトレーナーが明かす「僕が笑顔にこだわる理由」
僕はもともと暗い性格ではありません。
だけど50歳を過ぎてから「笑顔でいることのパワー」を実感し、特にここ数年「笑顔の大切さ」を実感しています。
僕は一人暮らしですが、朝起きてすぐ洗面台に立って鏡に映る自分に思わずサムアップして「今日も笑顔でがんばりましょう!」なんて声をかけたり。
そうやって1日が始まるからこそ、お客様を幸せにできるのだと実感しています。
そこで今日は「心理学」「脳科学」的に「笑顔で過ごすことのメリット」について書いてみましょう。
1. ポジティブな感情の促進
笑顔は幸福感や喜びを表現するシンボルです。
実際に笑顔を作ることで、脳はポジティブな感情を促進します。
笑顔でいることによって、気分が明るくなり、幸せや満足感を感じやすくなるのです。
2. ストレス軽減とリラックス効果
笑顔はストレスを軽減する効果があります。
笑顔を作ることで、脳内のストレスホルモンの分泌が抑制され、代わりに快感やリラックスを感じるホルモンが分泌されます。
これにより、リラックス状態に入り、ストレスを軽減することができます。
3.自己肯定感と自信の向上
笑顔でいることは自己肯定感や自信の向上にもつながります。自分自身に対してポジティブな感情を抱き、自己価値を高めることができます。また、他人からの肯定的な反応や好意を引き寄せることもあります。
4.脳の活性化と健康への影響
笑顔を作ることは脳の活性化にもつながります。
笑顔でいると、脳内の血流が増え、神経伝達物質のバランスが整いやすくなります。
また、ストレスホルモンの抑制や免疫システムの強化など、笑顔が健康に良い影響を与えることが研究から示唆されています。
この1.~4.までの「笑顔と感情や気分との関係性」は実は表情筋と脳の記憶が大きく関与しています。
人はそれぞれある特定の感情の時に特定の筋肉の動きをするパターンを持っています。
「よおしっ、やるぞ!」と言いながら気合を入れる時、ガッツポーズをする人。
人の問題点を指摘してやるぞと思った時、右の眉と唇が上がる人。(こわっ!)
緊張すると思わず肩をすくめて、肩や首の筋肉も収縮させる人。
この際の気分と筋肉の動きは連動してパターン化されています。
これは「ニワトリが先か?卵が先か?」
気分が動作を作っているとも言えますが、特定の動作をすると感情にスイッチが入ることも多い。
笑顔も筋収縮です。
脳はその収縮をした時の感情を記憶しているので、笑顔を作る表情筋が収縮すると以前笑った時と同じ楽しい気分が蘇るのです。
もちろん普段から「作り笑い」をして内心は「はぁ、なんで私、こんな人の前で笑ってなきゃいけないの?」なんて思っている人は、「笑顔の筋肉」と「ネガティブな感情」が結びついてしまう。
少し矛盾しているように思うかもしれませんが「笑顔で過ごす」と言うのは「自分の心にも周りの人にも嘘をつくために作り笑顔でいる」のとは違うのです。
「嘘の笑顔」には何らかの「利己」が含まれています。
簡単に言えば「損得」です。
笑顔でいなければ得がない、損をする。
その計算がネガティブな感情を生み出し、「笑顔は損得のため」と言う記憶を脳に植え付けてしまう。
だからこそほんの小さな楽しみでも面白いことでもいいから「心から笑える」習慣をつけてください。
それによって「笑顔の筋肉」と「ポジティブな感情」の連鎖を作る経験が増えれば「笑っているだけで」→「幸せな気持ちになる」と言うパターンが出来上がる。
「嘘のない笑顔」が「心からの幸せ」をもたらすのです、科学的にね。
そしてその笑顔は周りにも波及していくのです。
5.社交性とコミュニケーションの促進
笑顔は社交性やコミュニケーションにおいて重要な役割を果たします。
他人との交流やコミュニケーションにおいて、笑顔を見せることは信頼や親近感を生み出し、より良い関係を築く手助けとなります。
そこに生まれた他者とのポジティブなつながりが脳内で「オキシトシン」と言う脳内伝達物質の分泌を高め、幸福感をもたらします。
0コメント