代謝能力向上に伴う変化6 ミトコンドリア

代謝能力を向上させる事ができる運動を継続すると、身体の各部にさまざまな変化が起こります。
各部に起こる変化について簡単に解説するシリーズのVol.6
前回は毛細血管について書きましたが、今回はこのシリーズのラスト、ミトコンドリアです。

ミトコンドリアの数が増える

ミトコンドリアとは細胞内にあり、生命維持に必要不可欠な大切な役割を負っています。

まずこのミトコンドリアにATPの再合成を行うTCAサイクルがあり、このTCAサイクルこそエネルギーを自ら作り出す工場なのです。

さらにミトコンドリアは免疫系の司令塔とも言える役割を果たしています。

ミトコンドリアが増える事でより多くのエネルギー産生が可能になり、生命そのものの活性化に繋がるのです。


ここまで6回にわたって代謝能力の向上とは具体的に我々の体内でどんな変化がもたらされて起こるのかについて書きました。
それを以下にまとめてみます。

1.呼吸筋の強化
3.肺胞の増加
3.心筋の一回拍出量の増加
4.赤血球・ヘモグロビンの増加
5.毛細血管の新生
6.ミトコンドリアの増加


このように代謝能力とは身体のエネルギー産生に関わるあらゆる部分の複合的機能によってもたらされるもので、だからこそ心肺機能という言葉だけでは言い表す事ができない、もっと全身的・総括的なものだと言えます。


だからこそ生きるために大切なのは「代謝」そしてそのための「循環」なのです。


「筋肉をつけたら基礎代謝が上がる」などと安易に伝えるのではなく、健康に生きるための有酸素運動やさらにキーポイントであるNEAT(非エクササイズ性の体温を上げる身体活動)の重要性をより多くの方に理解していただくことが、健康なライフスタイルを指導する我々トレーナーのミッションだと強く感じています。

Yosuke Iwasawa My Fitness World

トレーナー歴35年、東京都新宿区四ツ谷で パーソナルジム「ファンクショナルトレーニングラボ クエスト」を経営する岩沢陽介が 健康を求める全ての方に送る「フィットネスワールド」 あなたの今日と明日、そして人生が変わる。 そんなメッセージをお届けします。

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