ぱんちゃん璃奈選手、分析Vol.2
ぱんちゃん璃奈選手の強さについての分析シリーズのVol.2です。
前回に書いた構えではやや後重心のムエタイアップライトで顔だけを前に出していましたが、そこからのパンチです。
まずパンチの際の重心の位置ですが、ジャブでもストレートでも余り前脚に体重を乗せ過ぎないのです。
構えの重心が後6:前4だとするとパンチの際には前6:後ろ4くらいの体重移動だけなんです。
でもストレートでは右横から見ても完全に背中が見えるくらい大きな回旋をしているため、長いリーチに伴って、相手のパンチが届かない距離から、ぱんちゃん選手のパンチが相手に届くわけです。
さらにパンチの軌道ですが、女子選手の場合、ストレートがフック気味になるのですが、ぱんちゃん選手がロングの間合いでストレートを打つ場合、フックの軌道にならず、かなり直線で打てるのです。
先ほども書きましたが、これでは身長とリーチに勝るぱんちゃん選手にパンチを当てるのはかなり難しいですね。
これで間合いを詰めようとすると、カウンターで蹴りがある。
そこにもただ蹴っているだけでない、戦略的な動きができるのが、ぱんちゃん選手の強みです。
それについては次回書きたいとおもいます。
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