「何を?」より「なぜ?」が大切

岩沢にとって様々なジムの教育やプログラム作成も仕事の一つ。
そしてそれ以外でも全国の多くのトレーナーの方から様々なご質問をいただくので、毎日真摯にそれに答えています。

その中で最近思う事。
多くのトレーナーさんはみんな「何をすれば良いのか?」「どんなやり方があるのか?」を知りたがっている。

・新しいファンシーなエクササイズのバリエーションはないか?
・ファンクショナルなエクササイズのやり方は何が○で何が×なのか?

でも大切なのは
「なぜそのエクササイズを選択したのか?」
「なぜこのクライアントにはスクワットをあえて基本とは異なるやり方で処方したのか?」
その「なぜ?」の部分。

100人いたら答えは100通りある。
これは僕の師匠の教え。
その方は僕に問題を出し、僕が答えると常にダメだしをした。
そしてそのダメの理由を聞くと、いかに自分が一方向から浅いものの見方しかせず、答えを出したかをいつも痛感させられた。

瞬時に多方向から物事を見て、それらを総合して「なぜそれを選んだのか?」「なぜこの人にはこのやり方なのか?」その「なぜ?」から答えを導き出す。

その事の重要性を叩き込まれた気がする。

見落としがないか?些細な問題も見逃さず、一つ一つに理屈を探し出し、導き出した答えがピタッとハマって、クライアントの問題点や悩みがその場で解決した時の快感!
それはあたかも推理小説やドラマの最後の謎解きのようなカタルシス。
そして経験を積み、データが増えれば増えるほど、問題処理能力が高まり、答えは瞬時に弾き出される。

だから当時師匠にダメ出しをされ、その答えを聞くのが楽しくて仕方なかったし、その思考方法が完全に定着し、今では僕の脳内は全ての事象をそうやって処理するシステムが出来上がっている。

だからこそ。
決して「何を?」「どうやって?」だけを追い求めても答えのない迷宮に迷い込むだけだと感じる。

Questとは「探究」
それこそが岩沢の脳内で起こっている事。

それをするために、どうやって学びそれを整理するのか?
機会があればその具体的な方法について書いてみたい。


ファンクショナルトレーニングラボ クエスト

ここは東京都新宿区四ツ谷 静かな住宅街のマンションの地下 こんなところに?そこにある小さなジム でもなぜか毎日 老若男女 多様な人々がここに集まる その多くが さまざまなパーソナルジムを彷徨った『ジム難民』 そうここが「探求」という名のジム 誰かがこう呼ぶ 『パーソナル難民、最後の場所』 ここにはあなたの求める「答え」が、きっとある・・・

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