K-1 武尊vs村越戦のジャッジについて

これは書こうか迷ったのですが・・・
僕は今、格闘技界とは直接関係はありません。
ですから1ファンの声として、純粋な感想を書きます。

この試合、地上波はなく当日アベマTVで生中継だったので余程のファンでしか見ていなかったとは思います。
ですからこの文章もあくまでも格闘技のファンの方向けなので細かい説明、背景は抜きに話します。

今回の武尊vs村越戦は村越選手が以前出場していたRISE時代に那須川天心選手に負けてチャンピオンを譲渡し、再戦でも敗れ、ターゲットを武尊選手に変えてK-1に移籍した経緯があります。

だからファンはある意味、この試合をその場にいない那須川天心というフィルターを通して見ることになる。
それは選手同士も周りも理解していたでしょう。

村越選手はこのチャンスに向けて武尊選手を十分研究し対策を練って練習をしてきたことがわかる試合展開で、1Rは完全に村越選手ペース。

2R後半は少し武尊選手が持ち返し、ドロー。

3R後半の武尊選手の畳み込みで印象点で武尊選手。

僕の判定では29対29、ドローで延長だと思っていました。

しかし3人のジャッジのうち2人が武尊選手に30のフルマーク、1人が29対29のドローのため2対1で武尊選手の判定勝ちでした。

この瞬間の武尊選手の何とも言えないやるせない顔。

この試合の直後からSNSではこの判定も含めてK-1とそして武尊選手自身も叩かれています。

しかし判定に対して選手に責任はありません。

以前僕の弟子である岡田敦子がある団体の大会でその団体の選手とメインイベントでやらせていただいた事があります。

もちろん僕と岡田はジムもなく団体に所属していないフリー。

下馬評では圧倒的不利でしたが、徹底的に作戦を練り、1Rは確実に取っていて勝てるかと思いましたが、判定でドロー。
本戦で勝ったと思った岡田選手はここで集中が途切れ判定で破れました。

しかしこの後の勝利者インタビューで対戦相手の方が「今日は私は本当は負けていました」と第一声で言ってくれた事で、岡田選手は救われました。

しかしどの試合でもジャッジをするのは選手ではありません。

格闘家は大袈裟ではなく戦いに命をかけています。
公正な審判が下されると信じて。

だからこそ格闘技の審判に関わっているみなさん。

ご自分のしている事の意味を肝に銘じて、アスリートファーストで公正な審判をお願いしたいのです。


岡田選手はその後アマチュアムエタイの世界選手権でタイ人選手を破り世界チャンピオンになり引退。

そしてタイでレフェリー、ジャッジの研修を受け、資格を持って、今ではその世界大会のレフェリー・ジャッジをしています。

そして日本の格闘技界のみなさんから様々な支援を受け、今いろいろな団体の大会でレフェリー・ジャッジをさせていただいています。

僕は武尊vs村越戦をYouTubeで見てその際、初めて29対29を付けた唯一のジャッジが岡田さんなのを知りました。

アウェイだからこそ判定に泣いた事もある岡田さんが、今こうして公正な審判をするために頑張っている。

この試合ではそれが僕自身の唯一の救いでした。


最後に
これでさらに「那須川天心vs武尊」は遠のいてしまったのかな。
それはきっと今後の武尊選手の人生にこそ、重い影を落とす事になるのかもしれません。

僕は那須川天心選手の大ファンですが、だからこそ武尊選手のこれからの人生の頑張りを見守っていきたいと思います。

ファンクショナルトレーニングラボ クエスト

ここは東京都新宿区四ツ谷 静かな住宅街のマンションの地下 こんなところに?そこにある小さなジム でもなぜか毎日 老若男女 多様な人々がここに集まる その多くが さまざまなパーソナルジムを彷徨った『ジム難民』 そうここが「探求」という名のジム 誰かがこう呼ぶ 『パーソナル難民、最後の場所』 ここにはあなたの求める「答え」が、きっとある・・・

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