肩甲骨を寄せないで!
正しい姿勢をとるために言われるキーワード
「肩甲骨を寄せて」
それを一生懸命実行しようとしても、それは疲れてしまうので、ずっと続ける事は不可能。
そうすると先ほどよりもさらに背中は丸くなってしまう。
肩甲骨は寄せる必要はありません。
肩甲骨を寄せるのは僧帽筋中央部、菱形筋の作用。
でも背中が丸い人が肩と腕の正しい動きを学ばないまま肩甲骨を寄せようとすると、神経支配は混同して肩甲骨を挙上つまり肩をすくめて持ち上げてしまう。
これでは正しい姿勢とは逆行してしまいます。
肩甲骨を寄せるのではなく、脇の下の後ろ側に物を挟むように締める。
これならそれほど負担がなくできます。
この動きでは広背筋と大円筋が使われます。
この筋肉とお尻の大臀筋が同時に働く事で、立っている時正しい姿勢を保つ事ができます。
それを覚える事。
それが正しい姿勢を導く第一歩なのです。
Questでは正しい姿勢を作るためにいきなりトレーニングをしたりしません。
ご本人が正しい姿勢の概念がわかっていないのに、トレーニングをして筋肉が強くなると自然に姿勢が良くなるなんて事はないからです。
そのかわり仰向けで床を捉える「スパインプランク」と「ブレーシング」という呼吸の組み合わせで、誰でもその場で姿勢を作るための筋肉のアクティベーション(スイッチがオンの状態)をする事ができます。
そうすればその場で無理なく姿勢の改善のきっかけを掴む事ができるのです。
もし本当の姿勢改善を経験したい方はQuestにお越し下さい。
そしていつかトレーナーのみなさんにこのノウハウをシェアできるように現在計画中です。
ぜひご期待ください。
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