「プレゼン力」の要はシナリオです!
今日はアメリカ中間選挙でしたね。
こう言ったアメリカでの政治に関する報道でも、その内容はもちろんですが、さらに僕が注目するのは演説の様子です。
「プレゼン力」で視点から見てもなかなか興味深いですね。
そう言えば昨日、地方在住のトレーナーの方からお礼のメールをいただきました。
ご本人からブログで書くことを快く承諾していただけたので、少し書きたいと思います。
その方はご自分でジムの経営をしながら、ある教育団体のその地区での委員を務めていらっしゃいます。
その団体の集まりでは司会進行だけでなく、様々な発表などのプレゼンテーションをしなければいけない立場です。
しかし毎回単にあったことの報告に終始してしまい、その先の「今後どうするのか?」に関して参加者が前向きに考え、意見を出し合うような集会にならず形骸化しているということ。
これなら「パワーポイント」で作ったスライドと同じ内容の資料を郵送するだけで内容は伝わる。
その方は「その後の懇親会で単に飲み会をするためだけに集まるのではなく、もっと参加者全員の意識が変わるような集会にしたい」と強く望まれ、ご相談をいただきました。
これに関して改善するポイントがあるとすれば、まず「どのようにプレゼンすれば良いのか?」という「プレゼンテーションスキル」ではなく、「何をプレゼンしているのか?」という内容の問題です。
まず参加者に何を訴え、どんな問題意識を持って欲しいのか?その目的を明確にします。
言葉は悪いかもしれませんが、「参加者の感想を操作する」その方向性を決めなければいけません。
その「プレゼンの結論=帰着点」が決まったら、そのプレゼンに与えられた時間の長さに基づいて「起承転結」の大まから時間軸を作ります。
その後今持っている自分の情報が「起」「承」「転」「結」のどこに配置すれば効果的なのか?それに基づいて時間軸を徐々に細かくします。
その後、実際に話しながら、言葉の細かい部分を練り上げ、完全な「シナリオ」を作る。
そしてその「シナリオ」に基づいてプレゼンの練習を重ねながら、シナリオを練り直し、「プレゼンスキル」と「シナリオ」の両面から完成度を上げます。
その「シナリオ」を作る際には最も重要な基本中の基本、「プレゼンの3キーポイント」である1.Benefit、2.Automatic、3.Wow Momentの中から1.と3.を徹底的に掘り下げること。
そして1.を考える際には「5W1H」ではなく「6W2H」をどう網羅するのかを考えること。
これらについてメールなどで細かいアドバイスをしました。
その方からのお礼のメールによると、先週末の集会では参加者全員が集中して発表に聞き入ってくれただけでなく、その後のディスカッションでも今までになく活発に意見が出たと。
さらにそれだけでなくその後の懇親会でも、ただ楽しむだけでなく、前向きな意見交換ができ、有意義な時間になったそうです。
それを聞いて僕も本当に喜びました。
最高のプレゼンテーションはプレゼンをするためのプレゼンではない。
最高のプレゼンは聴衆の意識を変え行動を起こさせる、そのためにあるものだからです。
最高の「プレゼン力」はそのための強力な武器になるのです。
10日後に迫ったセミナーでは、それをもっと具体的に理解し、使いこなせるような内容をお送りいたします。
まだ若干名お申し込み可能です。
ご希望の方はお早めにご連絡ください。
トレーナーのための「プレゼンテーションスキル」入門
クライアントとあなた自身の人生を一瞬で変える技術を手に入れる5時間
・日時:2018年11月17日(土)12:30~17:30
・会場:ハロー会議室 四谷三丁目(A) 東京都新宿区四谷4-14 東昭ビル 1.2階
・参加費:15,000円(税抜)
・お申し込み:quest.traininglab@gmail.com までメールにてお申し込みください。
追ってこちらから入金方法などを返信いたします。
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