お尻を締めるって?
あっ、画像は特に意味はないんだけど長谷川潤さんのバックショット。
今みんながイメージする「美尻」とは違うけど、もっと自然で僕は美しいと思います。
あくまで主観ですが。
そう、言葉の捉え方も主観ですよね。
トレーナーからキューイングで「お尻を締めて」と言われたらあなたのお尻はどんな反応をしますか?
1.骨盤底筋が働いて肛門や会陰、膣に力が入る。
2.内転筋も連動し臀筋全体を内側に向かって力を入れる。
3.骨盤を前に押し出すようにして股関節を伸展させ、坐骨から上に向かって力が入る
たぶん1.と2.のケースが多いと思います。
もちろん1.と2.でも使われている筋肉は異なります。
ただ投擲やパンチやバット・ラケットなどのスイングなど運動動作をする際に大臀筋が力を発揮するのは3.のパターンです。
さてトレーナーのみなさん、そしてトレーナーからトレーニングを受けているトレーニーの皆さん。
これらを明確に分類していますか?
分類するキューができていますか?
分類して違うものとして動いていますか?
トレーナーとクライアントで、共通言語としてのキューが機能していますか?
それができていないとしたら、指導は効果を導き出すことができない。
だから一言一言が明確な意味を持ち、クライアントがトレーナーの意図したイメージを持てる言葉を選択する必要があるのです。
昨日の記事で書いた「僕はお尻を締めてとは言いません」という言葉にはこういう意味があるのです。
えっ、「細かい!」って?
そんなの当たり前でしょ?
僕はプロですから。
自分の仕事を雑になんて絶対にできませんから。
それが本物のプロなんで。
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