「単品メニュー」のススメ

日米のYouTubeなどに取り上げられているフィットネス関連の動画を見ると。

・日本=お手軽ダイエットor ボディメイク、筋肥大

・米=ホームトレーニングからセルフケアまで多岐に渡る

こう見ると内容に関してはやはりアメリカの方が幅が広い印象です。


その中でもアメリカで多いのは「単品トレーニングギアによる全身メニュー動画」です。
例えば「TRXのみ」「ダンペルのみ」「バンドのみ」「ケトルベルのみ」を使った全身トレーニング動画のニーズが高いようです。


なぜか?

それはアメリカでは家で1人で行う自主的筋力トレーニングが定着しているから。

もちろん世界中で「ビリーザブートキャンプ」が一世を風靡したように、日本でもホームエクササイズが行われていないわけではありません。

ただビリーさんにしてもHIITにしてもブームにはなりますが定着はしない。


そしてもう一つ。

日本では筋力トレーニングよりも「ダイエット効果」を謳うエクササイズの方が人気がある。

これはボディイメージについて「痩せている」事をプライオリティの上位に置く社会的価値観にも原因がありそうです。

それも含めて筋トレのモチベーションが継続できないという問題もあるでしょう。


しかし目的が健康でもダイエットでもスポーツを楽しむためでも、筋トレは必須。

さまざまな国や団体が健康のために必要な運動量として次の二つをあげています。

1.中強度(最大運動強度の65%)の運動の有酸素運動を1日30分、週に6日以上
2.さらに強度の高い筋力トレーニングを週に2回


そう筋トレは最低週に2回はやりたいのです。


昨日のブログでもお話しした通り、Questのクライアントさんの多くがパーソナルセッションを週に1回1時間受けてくださっている。

だとしたら圧倒的に運動量が足りないのです。

だからそれ以外に運動量を稼ぐために「24時間ジム」や「コンビニジム」をお勧めするわけです。

でももしその方のモチベーションが保てるのなら、そして運動の習慣化を考えると岩沢はやはり「ホームフィットネス」をお勧めしたい!短いスキマ時間で良いので、すぐにできるエクササイズを少しでも良いから習慣化する。

それだけでそれぞれの方が望むゴールに近づくことができるのです!

ただそのためにも「自重トレーニング」だけでなく筋肉に負荷をかけるための「トレーニングギア」を用意してほしい。

それによってエクササイズ効果を上げるだけでなく、「道具を買う」と言う行為がモチベーションにもつながるのです。


どんなトレーニングギアが良いのか?

もし吊るせるスペースがあるならエクササイズのバリエーションが豊富な「TRX」がオススメです。

でもなかなか難しい人も多いですよね。

その場合には「バンド」か「ダンベル」を選ぶのが良いでしょう。

そうなんです。家に幾つも種類の違うギアを買い揃えることに抵抗を感じる一般の方は多い。

だからこの場合は「〇〇だけ」の「単品メニュー」が重要です。


Questのクライアントさんでもそれらのトレーニングギアを利用して全身の筋トレをしている方たちがいます。

もちろん私岩沢がその方に最適なギアの選定、プログラムを作成、エクササイズのフォームのチェックをしています。
そしてその「ホームフィットネス」プログラムとQuestでのセッションを連動させるわけです。


しかし多くのパーソナルトレーナーの方はそういった「単品メニュー」でのプログラム作成の経験が少ない。

なぜなら「ジム」でトレーニングする方がほとんどだから。

実際私も多くの方から「ダンベルだけ」「バンドだけ」「TRXだけ」のプログラム作成について数多くのご質問をいただいております。

やはり「単品メニュー」には「単品」ならではのプログラム作成のポイントがあるのです。

12月5日にリリースするQuest動画セミナー「最新版トレーニングプログラム大全2」ではそんな「単品メニュー」についての動画も配信します。


その中では「ギアの選定の仕方」「目的別、対象者別のトレーニングプログラム」「一つ一つのエクササイズのキーポイント」などを詳しくお伝えしています。


気になる方はぜひリンク先のウェブサイトをご覧ください。

そうそう、僕ってマニアだから自分でもよくやってみるんです。
例えば
「バンドだけでもエクササイズ20種類やるまで終われまテン×2」とか
「ダンベルだけでコアトレーニング15種類考える!」とか
これが仕事の合間の息抜きってどう??
完全にイッチャッテます!

ファンクショナルトレーニングラボ クエスト

ここは東京都新宿区四ツ谷 静かな住宅街のマンションの地下 こんなところに?そこにある小さなジム でもなぜか毎日 老若男女 多様な人々がここに集まる その多くが さまざまなパーソナルジムを彷徨った『ジム難民』 そうここが「探求」という名のジム 誰かがこう呼ぶ 『パーソナル難民、最後の場所』 ここにはあなたの求める「答え」が、きっとある・・・

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