「最も効果のあるダイエット方」は存在していない!
今日から仕事始めや新学期の方も多いと思います。
そして新年に向けてダイエットやボディメイクについて、新たな目標を立てた方も多いのではないでしょうか?
と言うことで年の初めに、ダイエットに指針になる大前提となる考え方について書きたいと思います。
これは米スタンフォード大学のクリストファー・ガードナー教授の有名な研究ですが、
体重超過状態にある18歳から50歳の成人男女609人について低脂肪食をとるグループ(305人)または低炭水化物食をとるグループ(304人)に無作為に割り当てられ、研究チームはその変化記録を3年にわたって調査し、合わせて被験者の遺伝子(DNA)と体重との関係をあわせて調べたと言う研究です。
この実験ではそれぞれのグループごとに決められた食生活についての制限はありましたが、カロリーについての制限はありませんでした。
また被験者に対して健康的な食生活を送るための様々なレクチャーが行われました。
その結果、これら2種類のダイエットの間には明確な結果の違いは認められず、また被験者の体重の分布とDNAの間にも関連性は認められなかったそうです。
また多くの被験者は体重の減少が見られましたが、中には体重が増えた被験者もいました。
研究チームは、実際に体重が減少した人について、健康的な食生活習慣に目覚め、砂糖や精製穀物を多く含む加工食品の量を減らしたことが大きな理由であると結論づけています。
つまり中長期的な体重減少において「糖質制限」なのか「脂質制限」なのかは大きな要因ではなく、健康的な食生活習慣を身につけられたかどうかがポイントであると言うことなのです。
僕はダイエットを始めたい人、健康的な食生活習慣を身につけたい人に、初期段階で極端に偏った食生活はおすすめしません。
僕は動物性食品を摂らない「ヴィーガン」ですが、それも初期段階ですすめることはありません。
→ではどうすればダイエットできるのか?
・できるだけ加工食品を避け、自然な状態に近い植物性の食品を食べる
・カロリー過多にならないようにする
・できるだけ日常的に活動的な生活をする
当たり前だけどそう言うことですね。
え、でも具体的にどうすればいいの??
そう、そのためにわれわれトレーナーの存在があります。
と言うことで今年も年始恒例の「クエスト セッションメンバー募集」のお知らせを次のブログ記事でお伝えいたします。
お楽しみに!!
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