運動を習慣化するには ③ 面倒を省く
運動の習慣化をはばむ要因として以前も書きましたが「面倒くささ」があるでしょう。
とにかく運動しない人は面倒くさいんです。
例えば運動を勧めるトレーナーやインフルエンサーは「お気に入りのウェアに着替える事で運動をやる気になる」なんて言うこともありますが、それでやる気になる人は、その人の周りにいる「容姿や外観に気を遣っている」意識高い系のなのかも知れません。
僕の仕事場であるパーソナルジムQuestは実は住居の地下にあるので、僕はほぼ毎日ジムにいてジムウェアで生活しているのですが、実はこれが運動を継続する簡単な方法の一つでもあります。
つまり移動する事もウェアに着替える事もない。
実は以前、市場調査も兼ねて近所にあるジムに通っていた事があります。
その時は「半年間、週に最低3回は朝7時〜8時に到着してトレーニングする」という目標を立てて実行していました。
その際にできるだけ「面倒くさい」と思う要因を無くそうと実行していたのは「ジムウェアで寝る」事でした。
まぁ、余りカッコいい話ではないので初めて言うのですが・・・
それだけでなくシューズやトレーニング後に飲むプロテインなども前日に用意し、そのバッグを玄関に置いておく事までしました。
さらに出かける前に飲むコーヒーの準備、モチベーションを上げるために見る動画の選択なども全て前の夜に済ましておいたのです。
そのおかげで最初に立てた「半年間、週に最低3回は朝7時〜8時に到着してトレーニングする」という目標を達成する事ができました。
僕にとってはQuestでいつでもトレーニングできるので、わざわざ外のジムに行くのはかなり面倒なのですが、Questのお客様の視点でどうすればジムに行く事を習慣化できるのかを考えている時だったので、身をもって実験をしたわけです。
この「前日にジムウェアを着て寝る」というのはオシャレな意識高い系の方は決してやらない方法だと思いますが、面倒くさがりの方にはおすすめです。
別にジムに行く必要はない。
まずは運動する事。
だから日常的に動きやすい服装でいる。
少しでも運動をするためのハードルとなっている要因を下げる。
そのための方法です。
実はこれはポジティブ心理学の専門家であるショーン・エイカーの本に書いてあった方法をそっくり真似したものなのです。
この本はそれ以外にも脳科学的にも心理学的にも、幸福になるための具体的な考え方や方法が書かれているのでおすすめです。
興味のある方はぜひご一読を。
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