低強度有酸素運動について
これは今日午前の有酸素運動の時の僕のApple Watchの画面です。
心拍数は106を表しており、これは計算上僕にとって最大運動強度の65%である事を表しています。
これくらいの強度の有酸素運動を週に6日、毎回20〜30分、朝の空腹時に行っています。
これが僕にとって1日のウォームアップの役割を果たしています。
この前もしくは後に「筋膜リリース」を10〜20分、そしてヨガやピラティスを取り入れたワークアウトを20分前後。
最近午前中は大体こんなプログラムです。
一般の運動習慣がない人の場合、まず運動習慣を身につけ、体力レベルを引き上げる事が大切。
そのためのベースになるのは有酸素能力です。
有酸素能力とは身体中に酸素とエネルギーを送り、生きるためのエネルギーを作る基礎となる力です。
筋肉が収縮するのも、脂肪をエネルギーとして使うのも、立ったり歩いたりしても疲れないのも、集中力を切らせずに考え続けられるのも、有酸素能力のおかげです。
運動習慣がない人や低体力者が有酸素能力を向上させるためには、まず低強度の有酸素運動から始めましょう。
もちろん活動強度の向上=消費エネルギーの増加や脂肪燃焼を狙うなら、もう少し高い運動強度が必要です。
しかし焦りは禁物です。
メディアが「短時間で効率的に脂肪が燃焼する!」といくら高強度の運動を勧めたとしても、そしてそれをやってこの体を作ったという有名人がテレビやSNSに現れたとしても。
試してキツくて続かないで挫折する。
こんな失敗を繰り返してはいけません。
なぜ失敗するのか?
それはあなたにとってその運動はキツすぎるからです。
まず体力のベースを引き上げる事から始めましょう。
最初はあなたの最大運動強度の50%くらいの強度の運動で十分です。
それを1日10分。
もしできるなら1日2回。
例えば通勤の往復で今よりも10分ずつ歩く時間を増やす。
これならできるという人も多いのではないですか?
ジムに行く事を考えるのはその後でも遅くありません。
だってそれができない人がジムに入会しても、そのジム通いが続くとは思えないので。
もう、この35年間、そんな人を数限りなく見て来ているのです。
あなた自身が本当にあなたを変えたいなら、1日10分×2回、歩く時間を作る。
ここから始めてみませんか?
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