僕がYouTubeで「トレーナー塾」を始めた理由

僕は4月に入ってからYouTubeで「Questトレーナー塾」という新しいチャンネルを始めました。

そして同時に初めてのメルマガやオンラインセミナーも始めました。

この新しいプロジェクト全体が「Questトレーナー塾」だと考えています。

今日はなぜこの「Questトレーナー塾」を始めたのか?

それについて考えをまとめたいと思っています。


この内容はトレーナーやフィットネス関係者の方に対して、それぞれの立場や状況によって不快に思う方もいるかもしれません。

もし少しでもそう思う方は読むのを控えていただければと思います。


1.過去にさかのぼる

僕がエアロビクスインストラクターとしてそしてトレーナーとしてフィットネス業界で働き始めたのは20歳大学2年生の時、今から36年前です。


始めた動機は

①10歳の時空手を始めたことをきっかけに様々なトレーニングをしており、その頃から当時手に入るトレーニング関係の書物などは全てと言っていいほど読み独学で勉強していたので、その知識と技術が活かせるから。

②エアロビクスがブームになりそうな時で最先端のオシャレな仕事だと思ったから→モテそうでしょ?

③お金が欲しく、普通のバイトよりもはるかに収入が良かったこと。大学の学費や生活費も全て自分で稼がなければ生きていけなかったので。

④生まれて初めてエアロビクスをやってみたらかなり上手くて(汗)周りのイントラさんからもススメられたので。→実は亡くなった母親が若い時、プロのダンサーで舞台にも立っていた人だったので、子供の時からMGMのミュージカル映画を観て育ち、ダンスも好きだったので。


ということで「好きを仕事にする」という典型的なパターンで奇跡的にそのまま生きて来られたわけです。


そして大学を卒業した23〜24歳の時、体育専門学校の講師とエアロビクスインストラクター養成コースのディレクターを務めることになりました。

これもこの業界に入った時からどうしてもやりたい仕事だったので、教科書や年間カリキュラム作り、そして毎回の授業計画や準備など嬉々として取り組みました。


それが僕の指導者教育のスタートで、本当に紆余曲折あり「もう2度と指導者教育はやらない!」などと思ったこともあったのですが、約10年間のブランクを経て、教育に戻りました。

ちなみにこの10年間はプロフェッショナルの格闘技の世界で「キックボクシング・ムエタイ」の指導者になっていました。

この時に教えた僕の生涯唯一の弟子が、今はムエタイと格闘技エクササイズの普及をしている岡田敦子さん。

彼女がタイでムエタイの世界チャンピオンになったことで僕と岡田さんの夢が結実したことも僕が教育に戻る大きな転機でした。


2.感じつづけた違和感、そして焦燥感

僕が教育に戻ろうと思ってから9年間。

TRXやファンクショナルトレーニングについて深く広く、そして速く。

今までよりもさらに学びの期間でした。

10歳から学び続け教え続けたトレーニング学や生理学などのベースはもちろんありますが、47歳からの9年間はそれまでの時間よりもさらに濃く学び、考え、試し、精査し、まさに試行錯誤の日々。

あっという間の9年間でした。


ふと気づくと僕は様々な環境でトレーナーの教育に携わっていました。

僕が教育に関わり始めた33年前。

もう教育を辞めようと思った20年前。

それぞれで感じていた焦燥感や違和感は解消されていない気がしました。その間、いつもいつも自分が間違っているのではと自問自答してきたのです。

それは今この瞬間も・・・


僕がフィットネスの世界で感じていた違和感の根本には「人生とはもっともっと学び続け、考え続け、試し続け、精査しつづけ、自己の能力に限界を持たないこと」だという僕個人の渇望があり、しかしそれは僕個人の価値観にしか過ぎないのです。


ストイックと言われることにも違和感があります。

僕は好きなことだけをして生きていきたい。

だとしたら好きなんだから手を抜きたくない。

もっと知りたい。

試してみたい。

追求し続けたい。

それだけ。

単純なんです。

だから初めて自分のジムを持つ時、迷わず「ラボ=研究所」「Quest=探究」と名付けました。


教育していてこの単純さが他者との違和感に繋がっている。

もうそれは十二分にわかっています。

でも僕は常に思っています。

基本をどれだけ脳と体に叩き込むのか?

それを毎日毎日何万回も反復する。

しかもそれはロボットのように盲目的に上から押し付けられる伝統のままではなく、常にもっと正確に、もっと明確に、その方法の質を高めるために考え続ける。

そしてその試行錯誤の先に「これは使えない」と思ったら、どんなに自分が時間とエネルギーを注ぎ込んだものであっても勇気を持って手放す。

基本に裏打ちされた、自分が最も使いやすい武器を手に入れる。

なぜなら僕は伝統の継承者になりたいわけではなく、人生において「使えるもの」だけを手に入れたいから。

これが10歳から常に修行し続けている武道・格闘技から学んだこと。

それこそが僕の「守・破・離」


僕にとって「ファンクショナル=機能的」で「プラクティカル=実用的」であることは人生の最重要課題で、そしてそれこそがもっとも「エモーショナル=情緒的」=魂が震わされるものなのです。

それこそが僕がこの世界で脱落することなく、最新の、真に機能的で実用的なものを追求し続け、ビジネスとしても生き抜いてくることができた原動力。


僕は人と接することや仲間を作ることが本当に苦手で友達はいません。

アイディアをシェアしたり学んだり、教わったり教えたり、何かのゴールを目指すために人と接することがあっても、純粋な友達はいない。

僕はそれよりも学びつづけ、考え続ける人生を選んだのです。

だから結局人として本当に僕の側にいてくれる人はウチの相方さんだけなんです。


でもそれについて一片の後悔もありません。

だって自分で決めたんだから。

そして決めた通り生きて来られたから。

きっと死ぬまで変わらないでしょう。

それが正しいかどうかは別にして。

僕の人生・・・

だからこそ違う生き方の全ての人を受け入れようと、今は思っています。

僕が人に感じる違和感よりももっと世界が僕に感じる違和感の方が強いに決まっていますから。


だけどこの僕の脳と体に刻み込まれた知識と技術は、きっと誰かの役に立つものなのです。

僕がこの46年間で探究し続けたもの。

これが僕が死ぬ瞬間にこの世から消え去ってしまうにはあまりにももったいない。

その全てから使える曲面だけを切り取って、つまみ食いしてくれてもきっと美味しいはず。

もっと体系的に基本から知り、試行錯誤の上で自分のものにしてくれても、きっとお腹いっぱいにはならず、自分のレシピを作りたくなる。


もし真剣に学びたい人がいたら僕が46年かかったものを10年で、いや5年で学べるものにしたい。

僕ももうすぐ57歳。

もう人生の終盤です。

焦燥感は嫌というほど感じています。

それもあって昨年から本を書いていたのですが。


やはりどんなものも基本がわかっていないと枝葉の情報をいくら集めても結果を出し続けることはできない。

しかし様々な局面で教育に携わっていると、その基本を知らない、知っていても使える知識にまで昇華していないインストラクター・トレーナーがあまりにも多いという壁に常にぶつかってきました。

枝葉だけを知りたがり、すぐ商品にしたがる人も多い。


基本から体系的に学び、身につけ、反復し、試し、精査する。

もっとたくさんのインストラクター・トレーナーがそれをすればもっと良い商品が届けられる。

それが業界そのものの質を高め、参加者を増やし、ビジネスとしてより豊かな地平が見える。


もちろん非常に高いレベルで学び続けている方もたくさんいるのは知っています。

ただその人たちはより医療的な分野やアスレチック(競技スポーツ)の分野で活躍していて、よりコマーシャル=商業的なフィットネスの世界ではないことが多い。


でも人口比率で見れば一つの競技を続けている人や医療的運動療法を必要としている人より「今よりもより良く生きるためには、もう少し運動が必要」な人の方が圧倒的に多い。

そういう対象者を受け入れる施設が「スポーツクラブ」や「ジム」であり、そこで働いているのが、時給で働くアルバイトの方も含めたインストラクター・トレーナーなのです。


今はコロナ渦がありその「フィットネスビジネス」そのものが危機的な状況です。

でもそれで死ぬことはできない。

なんとしてもその変化した環境に対応できる「ファンクショナル」で「プラクティカル」で「エモーショナル」な新しい方法論を見つけ出し、サバイブしなければいけないんです。

なぜならフィットネスにこそ、全ての人がより良く生きる道が凝縮しているのだから。


僕はその世界で生きてきたからこそ、まさに現場である「クラブ」「ジム」という最前線で最も多くの人に接しているインストラクター・トレーナーの方にこそ長期的にサバイブし続けるための武器を身につけてほしいと強く心の底から絞り出すように感じています。

だからこそ僕にできることは「教育」なのです。


でもなぜYouTubeなのか?

それは僕が好きだから!

ライブのリアルなセミナーも大好きなんですよ。

でも僕は子供の時から映像で、動画であらゆることを学んだんです。

未知の外国の土着の伝統武術、最新のエアロやダンスの振り付け、TRXも含めて誰もまだ教えてくれる人のいないトレーニングのメソッドから服の着こなし、料理の作り方、デジタルガジェットの活用方法、動画の編集、そしてトランプ大統領の演説まで・・・

「好きなことで生きていく」僕がYouTubeに行き着くのは当たり前のこと。


ただ僕はそのYouTubeから広告収入を得るYouTuberになろうとか、メルマガを有料にしようとかは思っていません。将来的に有料のメディアを持つ予定ではありますが、今提供している内容に関しては無料でお届けします。だって「基礎の基礎」しか話していませんから。

僕が実戦で使う技術とは、その基礎の基礎という土台があって、初めてその上で積み上げられた高いピラミッド。

でもその基礎の基礎こそが最も大切なのです。


これは僕の人生そのものであり、生きる場所であり、生きるための武器である「フィットネス」という世界に僕が「恩返し」として死ぬまでに残しておきたいものなのです。

自己満足かもしれません。


でもね、何かを学びたい、知りたい、ブラッシュアップしたいと思っている全てのインストラクター・トレーナーの方に言いたいのです。

「騙されたと思って我慢しながらでもいいから、一度一本でも二本でも良いから動画を見てみて!」

「それで一つでも知らない知識や情報があったら、ヘェ〜と思う瞬間があったらみっけもんじゃん!」

そんなつもりで動画を作っています。


YouTubeにもそれに適したメソッドがある。

内容、シナリオ、撮影、編集、サムネイル・・・

学べば学ぶほど面白くなってきました。

これも武術・格闘技、フィットネス、ビジネスと同じ。

研究し探究する新しいおもちゃなんです。でも僕は今、本当に心から見る方のためにわかりやすく情報提供するにはどうすれば良いのか?

今、1円もお金にならないことに時間とエネルギーを注ぎ込み、全力で取り組んでいます。


だからそれを一人でも多くの方に活かして欲しいのです。
お願いです。
ぜひ一度YouTube動画を見てください。
「Questトレーナー塾」で検索すれば見つかるはずです。
そしてもし動画が気に入ってもらえたら「グッドボタン」と「チャンネル登録」をよろしくお願いします!
ってYouTuberみたいに言いたいだけじゃ〜ん!


この長い長い個人的な文章に最後までお付き合いくださった方(がもしいたら)本当にありがとうございます。


友達ではないかもしれないけど、僕の心の中ではそっと「親友」だと呼ばせてください。

ファンクショナルトレーニングラボ クエスト

ここは東京都新宿区四ツ谷 静かな住宅街のマンションの地下 こんなところに?そこにある小さなジム でもなぜか毎日 老若男女 多様な人々がここに集まる その多くが さまざまなパーソナルジムを彷徨った『ジム難民』 そうここが「探求」という名のジム 誰かがこう呼ぶ 『パーソナル難民、最後の場所』 ここにはあなたの求める「答え」が、きっとある・・・

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